なんかすごいものを見てしまったな〜と思う。歩いているセミの全身に白い突起物が無数に出ている。セミは死んでいるのだが、その姿は生きているようでもある。
調べるとすぐに判った、これはセミノハリセンボンというセミに発生する不完全型の冬虫夏草(キノコの一種)である。林内の地表あるいは樹幹上のセミ成虫に生じると言う、つまり死んだセミに出るのではなく、キノコが生きているセミを殺し、その結果この突起が発生するらしい。いやなかなか恐ろしい。Photo:2014/09/02 @京都御苑、京都市
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
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