今回のミャンマー北部、シャン高原の畑で見つけた小さな蛾。現地では判らなかったが、写真を拡大して口吻の基部後方の両側から出る1対の下唇鬚(かしんしゆ)が,きば状に突出していること判った。おそらく鱗翅目キバガ科Gelechiidaeに属する蛾だろう。全世界に分布する小型のガで,日本には75種知られている。イモキバガ(サツマイモ,ヒルガオ),ジャガイモキバガ(バレイショ,ナス,トマト,タバコ,トウガラシ,ホオズキ),バクガ(穀類)のように,幼虫が重要な害虫とされているものを含んでいることから農家の庭先にいたことも納得できる。しかし種名は判らない。場所が場所だけに新種ってこともあるかもしれない。Photo:2014/09/13 @Kyaukme
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