2014年8月10日日曜日

第六百四十八夜/岸辺のオオサンショウウオ

 台風11号による降雨で鴨川が警報水位にまでなった。午後4時雨が止んだので川を見に行く、去年の台風12号時よりも水位は低い。橋上から下を見ると大きなものがうねっていた、オオサンショウウオ(Andrias japonicusだった。彼らも大水の時は、岸辺に上がり避難するのだが、街中のこんな近くで見るとはちょっとした驚きである。濁流の中を上流から流れてきたとすれば体に傷みが無いので、おそらく近くの淀みの主人かもしれない。この個体は体長75cmほど。今は中国産の個体が野生化し、自然個体との交雑が90%を越えるというから、この個体も例外ではないだろう。この個体は弱っていたようだが、目先にトビが舞い降りたので驚いて水中に戻っていった。Photo:2014/08/10 @鴨川、京都市

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