すっかり春になりハイイロチュウヒも北国へ戻っていった。西の湖周辺のヨシ刈りももうすぐでシーズン終わり。ハイイロチュウヒが舞っていたこのヨシ原もしばらくする野焼きが始まる。ヨシ原を眺めていると、こうやって人がヨシを刈り、また近くに畑を耕すことでハイイロチュウヒの狩り場が生まれことに気付く。冬鳥として北国からやってきたタカも意外なことに人里近くの生きものであることが判る。絶滅危惧種であるタカが健全に棲息するためは、西の湖周辺の文化的景観、そして地域産業であるヨシ刈りが続くことが必要なのである。Photo:2013/03/11 @丸山、近江八幡市
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