オオアオイトトンボ(Lestes temporalis)の♂が水辺に張り出した小枝で縄張りを占有していた。このイトトンボは羽化した後、いったん水辺を離れ薄暗い林内で未成熟期を過ごす。十分に成熟した後、秋に水辺に戻ってくる。だから初夏に見られた成虫は夏にはまったく水辺では見れない。水辺に戻った♂は縄張り持ち、♀を探す。興味深い習性があり、産卵は水辺に直接行わず、水面に張り出した樹木の枝(樹皮に埋め込むように)に集団で行う。寒さにはめっぽう強く、12月に入っても見られる。Photo:2012/10/13 @栗東、滋賀県
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