2012年10月11日木曜日

第四百十九夜/オオスカシバ

 今日は郵便局からの帰り道、クチナシの葉を食べるオオスカシバ(Cephonodes hylasの終齢幼虫を見つける。食痕と糞の量からして相当数の幼虫がいるはずだが、目につくのは数頭のみ。体のサイズからして、もうしばらくして地面に降り、土中で蛹になりそのまま越冬するはずである。クチナシはビルの周辺や公園によく植えられる灌木なので、これを食樹とするオオスカシバ(蛾の仲間)は街中でもよく見る事の出来るきれいな蛾である。クチナシの食害はけっこうひどいが、その割にはさほど駆除されないのは幼虫が目につきにくいからか、それとも毛虫でないからか。Photo:2012/10/11 @京都市
オオスカシバの成虫はこちら→第百六十夜(2009/10/16)をご覧下さい。

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