2009年11月10日火曜日

第百七十夜/背中にハートマークのカメムシ

 エサキモンキツノカメムシ・・・・・長い名前だな、12文字もある。昆虫学者・故江崎悌三博士が記載した、黄色い紋を付けたツノカメムシ(両方の肩が角状に張っている)の意味。背中の真ん中に薄黄色のハート型の紋が印象的で名前はともかく、この模様は忘れることはないだろう。さて、長い名前の虫を調べてみると、12文字程度なんてざらにいる。チョウなんかだと「リュウキュウウラナミジャノメ」、「カラフトタカネキマダラセセリ」が14文字、さらに15文字が「キマダラコシホソトガリヒメバチ」、「シラホシヒゲナガコバネカミキリ」、「クロズジュウジアトキリゴミムシ」など。ああっここに16文字がいた「アトグロジュウジアトキリゴミムシ」。長ければ長いほど身体の特徴を説明した名前になるな。そこで一番短い名前はなにだろうと考える・・・これは簡単、多分2文字の「ケラ」だろうな。Photo:2009/11/10 @京都御苑、京都市

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