2009年11月5日木曜日

第百六十七夜/ミルンヤンマ

 車で走っていると意外に目につく交通事故のムシ達。特にトンボは車のフロントガラスに当たることが多いようだ。今日も路面に大型のトンボ「ミルンヤンマ」が落ちていた。車を止め、路面から拾い上げ見ていると、死んでいると思っていたトンボがかすかに動き始めた。脳しんとうを起していたのだろうか、触れている間に徐々に脚や翅を動かし始め枝に止まることができる様になった。今日は気温も低く、これから暗くなるので飛ぶことができるかは判らないが、明日になれば再び飛べるかもしれない。和名と学名につけられたミルン「milnei」とは、明治時代に地質学と鉱山学を教えるために来日したイギリス人 Jone Milne 氏に献呈されたもの。Photo:2009/11/15 @近江今津、滋賀県

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