2014年6月8日日曜日

第六百三十夜/羽化したヘビトンボ

 川縁の樹林地でタイリククロスジヘビトンボ(Parachauliodes continentalisの羽化個体を見つけた。ヘビトンボの幼虫は渓流に住む水生昆虫「マゴタロウムシ(孫太郎虫)」、大きな牙を持っていて結構、凶暴そうな面構えをしている。その成虫がこの虫。成虫になっても大アゴを持っていることは変わらない。羽がまた硬化していないので羽ばたきはするが飛ぶことは出来ない、なのにこちらを見て威嚇するような仕草は、凶悪そうな雰囲気。なんとも不思議な昆虫である。Photo:2014/06/08 @花背山の家、京都市

0 件のコメント: