2009年4月10日金曜日

第七十一夜/コサギ


 芦屋川(兵庫県)にかかる橋の上から川面をみると、一羽のコサギがしきりに魚を捕っていた。川中に立ち黄色い足先で川底を泥を上げない様に注意深く掻いている。踊りのドジョウすくいの時の足の動きにも似ている。時々、小魚が飛出しサギのつくる影に逃げ込むようだ。狙いを定め、水中にクチバシを差し入れる。小魚が逃げれば、早足で追いかける。見ていると飽きない。さて、彼らのお腹を満たすためには一日どれぐらいの魚が必要なのか? 
写真上:足先で川底を「サッサッサ・・」と小刻みに掻き、小魚が飛出すのを待つ。写真下:飛出した獲物を見定め「ズバッ」と水中に頭を突っ込む。【2009/04/10】@芦屋川

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