2015年12月4日金曜日

第七百九十夜/ゴマダラチョウの幼虫

 ゴマダラチョウ(Hestina japonica タテハチョウ科)の幼虫が冬越しのためにエノキの根元に降りはじめた。木の根元に降りた時は体色はまだ緑色だが、数日すると緑からオリーブグリーンそして茶色に変わる。この体色の変色が枯葉の変色に上手く合っているのにはいつも感心する。落葉したばかりの葉は最初、緑がかった黄色だが、徐々に褐色へと変わっていく。もう一つ興味深いことは、複数の幼虫が同じ葉についていること・・・葉っぱはいっぱいある、どれでもよさそうなものなのに、彼らに聞いてみたいものだ。Photo:2015/12/03 @京都御苑、京都市

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