冬の寒い間、クヌギの樹皮で翡翠色に輝いていたクヌギカメムシ(Urostylis westwoodii)の鎖状につながった卵塊、周りにはゼリー状のもので覆われている。この卵の色の変化があり、しぼみはじめた。今日、よく見ると孵化の真っ最中だった。この孵化したばかりの幼虫は、卵を包むゼリーのみを摂食して3令まで成長するという。この目立つ卵が野鳥に食されることなく冬を越すわけもこの卵を包むゼリーに秘密があるのだろうか。。Photo:2015/03/17 @京都御苑、京都市
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
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