朽木の皮をめくると一匹のコガタスズメバチ(♀ Vespa analis Fabriciusi)が現れた。越冬中のスズメバチなんて滅多に見れない。越冬中なので動くことの出来ない彼女(女王蜂)を手に取る様に観察できた。時間が経つにつれて大アゴを動かしたり、腹部の先端を動かしたり、飛ぶことは出来ないと判っていてもやはり慎重になる。静かに樹皮を元に戻しておいた。女王蜂が越冬から目覚めるのは、あと2ヶ月ほどはかかるだろう。Photo:2013/02/05 @京都御苑、京都市
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
Since July,2008
0 件のコメント:
コメントを投稿