2010年5月25日火曜日

第二百六夜/枯れ枝か?

 雑木林で一本の枯れ枝をまたごうとして・・・足が止まった。「んっ?」枯れ枝にしては違和感がある。よく見ると蛇の死体である。一夜干しといった感じだが、においはない、90cmぐらいの長さ、頭部は無く引きちぎられたように骨が露出していた。皮膚にはかすかだが縞模様が見える、シマヘビだろう。野良猫に襲われたのかもしれない。もう少し開けた場所ならカラスかトビのごちそうになっていたはず。今はこの手のものを食べる甲虫類も活発になってきたので一週間もするとすっかりなくなってしまうかな。この蛇の一夜干し、これ以上あっちに行ってはいけないとでもいうサインの様でもあった。きっとまたいではいけないのだろう。こんな時は引き返すに超したことは無い。Photo:2010/05/25 @京都御苑

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