2010年2月9日火曜日

第百八十七夜/冬眠からさめたイシガメ

 今日は暖かな一日だった、なかには半袖のTシャツ姿も見られた。本来なら2月はまだ厳冬期のはず。数日前が雪日だったなんて想像もできない。僕たち人間は今日の暖かさを特別な一日に感じるのだが、生きものは数日の前の雪日と今日の春日を連続したものとして感じているのかもしれない。つまり数日毎の寒暖の変化に関わらず気温は確実に、しかも異常に上がりつつあるということを。京都御苑の九条池では、冬眠からさめた亀が数匹泳いでいた。いずれもイシガメ。夏場にはイシガメを見つけるのが難しいほどアカミミガメばかりなのに。在来種のイシガメのほうが気温に敏感なのだろうか、それとも低温でも活動できるのか。Photo:2010/02/09 @九条池、京都御苑、京都市

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