ヤマトシジミ(Pseudozizeeria maha)のカップルを見つけた。シジミといってもお味噌に入れるオルニチンたっぷりの貝じゃありません。おそらく日本産の蝶で一番身近にいる種類。それもほとんど極小の部類に入り、翅ももの凄く美しいと言う訳でもない、だからどこにでもいるのにおそらく世間ではまったく知られていないチョウだと思う。この世間の認識は野鳥のスズメにも共通する。普通がゆえに知っているつもりであまり知らていない。幼虫は歩道の隙間にも自生するカタバミの葉を食べて育つ。なかなか逞しいチョウである。子どもの頃、庭にやって来るヤマトシジミの産卵、幼虫、蛹を観察したがあまりの小ささのためによく判らなかったことを思い出した。Photo:2015/09/30 @京都御苑、京都市
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