2014年11月27日木曜日

第六百七十一夜/見事な擬態・アカエグリバ

 秋も日が経つにつれ落ち葉もすごい量である。そんな枯葉舞うなかで枯れたまま枝先につくコナラの葉にもう一枚見事な擬態の落ち葉が一枚(一匹)。写真では、左の下に垂れている葉の右についている。尖った頭を下にむけるアカエグリバ(Oraesia excavata ガの一種)。羽の一部がまるで枯葉が虫食いでえぐられたような形からこの名がついたが、形だけでなく葉柄や葉脈みたいな紋様があり、その表面は枯葉の光沢にも似た質感である。複眼は、不思議な模様がありまるでカメレオンの目のような感じ。僕の好きな蛾です。Photo:2014/11/27 @京都御苑、京都市

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