このハエは、いつみてもおもしろ顔をしている。愛嬌のある丸い顔の先から取って付けたように長いクチバシ状に口が延びている。ピノキオのようでも、天狗の様でもある。ハエの名は、クチナガハリバエ(Prosena siberita アシナガヤドリバエ亜科) 、興味深いのはこの顔だけでなく、成虫が産んだ卵から孵った幼虫は、自分でコガネムシ科の幼虫を探し寄生すると言う。土中のコガネムシの幼虫をどうやって探そうというのか?なんとも不思議な能力を持っている。Photo:2013/11/12 @京都御苑、京都市
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
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