近江八幡市の近江奥島の森に出かける。林縁のほとんど、そして芝生の一部がずたずたに掘り起こされている。よく見ると一面にイノシシの足跡が残る。芝生広場から林縁へ、そして小川を越え林内にいく筋にもつづく獣道。作物のない公園とはいえイノシシの被害が尋常でない、夜の様子も想像出来る。もし周辺に農地があったとしたらその被害は簡単に想像出来る。イノシシは果たしてなにを探していたのだろうか。イノシシの荒らした林縁を歩いていると足下から一匹のカエルが飛出した。目の後ろから背中に続く線の様子からこれはおそらくニホンアカガエル。こんな小さなカエルもイノシシ達にとってはごちそうなんだろうなと思う。カエルは草むらに戻っていったが、無事生き延びることが出来るか心配だ。【2008/11/23】
Photo : 2008/11/23 @滋賀県近江八幡市近江奥島の森
2 件のコメント:
イノシシは、ミミズを食べに来るそうです。
今年から、山の畑側に出没しないように、電気柵が張られたそうで、こちら側に降りてくる、と地元の方がおっしゃってました。何百キロもあろうかと思われる石も、簡単にひっくり返すそうです。イノシシの好物は、カブトムシなどの幼虫だそうで、カブトムシの幼虫などでイノシシはあんなにも強い身体を作り上げているのだそうな。
今年の夏のNHK特集「里山」(今森光彦編)で雑木林にカブトムシの幼虫を食べるイノシシが出ていましたね。大きなホダ木を鼻先だけでほいほい投げるシーンにはほんと驚きました。森でばったりあったらどうする?これはクマより恐いかも。
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