2016年5月29日日曜日

第八百四十七夜/ノスリの巣

 仕事先で訪れた森にノスリ(Buteo japonicusの巣を見つけた。谷に入ってからノスリの姿と声がしきりにしていた、やがてカケスが激しく鳴きはじめた・・・それほど太くないアカマツの枝にそれはあった。しばらくするとノスリが現れ2羽のヒナにエサを与え飛び去った。身を隠しながら観察すると時おり白い羽のヒナが尻を巣の縁に突き出し糞をするのも見えた。巣のある木の下は、ヒナの糞が笹の葉に沢山ついていた。巣の中には、カラマツやアカマツの新鮮な枝葉が敷かれているようだ。それらの枝葉は定期的に交換されるのだろう、巣の下には枝葉が落ちていた。時おり激しくなくカケスも近くの木に巣をかけていた、距離にしてノスリの巣から10m少し離れていた。機会があればもう一度、巣立ちの頃に訪れたい。Photo:2016/05/28 @伊那、長野県

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