2016年1月5日火曜日

第八百二夜/フクロウの身に何が起こった?

 フクロウ(Strix uralensisの死亡個体があると知らされた。現場に行くと、後頭部、胸部〜腹部が食べられ損傷の激しい死亡個体だった。フクロウは、既に繁殖のペアづくりが始まっているはず、さてこのフクロウの身に何が起こったのか。弱ったフクロウをカラスが襲ったことも否定できないが、カラスであればもう少しきれいに食べ尽くすに違いない。最近、近くでオオタカもよく目撃されているので、こちらも可能性がある。傷口に鮮血もついている、カラスにも見つかっていない・・・ことを考えると昨日に命を落としたのだろう。足の指間には他の鳥の羽と思われるものが握りしめられていた。さぞ残念だっただろう。少し気になったことは、風切り羽、尾羽の先端がすごく痛んでいた、ゲージで飼われていた鳥ならいざ知らず、自然状態の個体でもこんなに痛むものだろうか? Photo:2016/01/05 @京都市左京区

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