2010年4月9日金曜日

第百九十五夜/ツグミとシロハラ



 鳥たちにもお気に入りの水浴びスポットがある。人間から見ると条件は対して変わらない、隣で一緒に水浴びすればいいのにと思ってしまうが、どうもそうではないらしい。今日のシーンは、シロハラ(左)とツグミ(右)の水浴び。一羽のシロハラが水浴びをしている、近くでツグミが行儀よく終わるのを待っている(上)。しばらくするがいっこうに終わる気配がない・・・ツグミは少しずつシロハラに近づく。「そろそろ代わってもいいんじゃないか?」とでも言っているようだ(中)。しかしそんなツグミをよそに水浴びはなおも続く。ついにツグミが動いた・・・今度は、ぐぐっと近づき、「いい怪訝にしろよ!」とばかりに胸を張り睨みを利かせた。ここでシロハラ、さすが水浴びをやめてツグミの方を見る。すこし目が合ったところでシロハラが水浴び場を譲り飛び去る。さて今度は自分の番かとツグミは水につかったが・・なにがそうさせたのか水浴びもせずに飛び去ってしまった。Photo:2010/04/07 @京都府立植物園

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