2013年6月25日火曜日

第四百八十九夜/小さな虫

 ヨウシュヤマゴボウの葉の上を忙しく歩き回る大変に小さな虫。歩いていたかと思うと、ふわーっと近くの葉に飛び移り、また歩き出す。まったく忙しい虫である。この手の虫はよく判らない。おおよそ何の仲間かだけは判るがその先が判らない。今日見たのは「ハナノミ」という甲虫の仲間。花にやって来て蜜や花粉を食べている。この芥子粒ほどの虫にとってヨウシュヤマゴボウの葉はけっこう大きい、といっても人間にとってはたかが20cm程の葉である。さてこの虫にとってこの葉の面積はどれほどあるだろうかと・・・これも大切な「場所」であることは想像に易い。体の尺度を彼らに合わせるとどんな世界になるのだろう。Photo:2013/06/25  @京都御苑、京都市

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