2015年2月16日月曜日

第六百九十七夜/ネズミモチを食べるヒヨドリ

 肉食性意外の鳥の食性を理解するのは結構大変である。季節や、子育ての状況により変化するものである。特に今の時期は、もっとも食料を得るのが厳し時期である。秋の木の種子や実は、食べ尽くし、早春の花や蕾はもう少し先である。昆虫類も見つけにくい。今回、ヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis 英:Brown-eared Bulbul)がネズミモチの葉を食べている行動を観察できた。枝に止まり、手当たり次第、近くの葉をついばみ食べる。ヒヨドリにとってネズミモチの実は好物ではあるが、さてこの硬い葉のお味はいかがなものか? さてこのヒヨドリ、食べ物のバリエーションは広く、昆虫類、果実、木の実、蕾、野菜(キャベツなどの葉もの)、花びら、花の蜜、はたまたお供えの献花(菊など)まで食べてしまう。Photo:2015/02/10 @京都御苑、京都市

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